嘉家作の桜並木
1976年(昭和51年)、当協会が嘉家作に桜の植樹を行い、桜を管理するようになりました。
現在、桜が約70本、つつじが52カ所に植栽されており、春には見事な花を咲かせ、街路を彩る桜並木となっています。この桜並木は地元の方や国道を通るドライバーの方の目を楽しませ、和歌山市の名所として親しまれています。
桜の種類は、ソメイヨシノやサトザクラなどが主ですが、その中に、1本だけ毎年2月中旬から2月下旬頃に咲く珍しい桜があります。
名前は「カンヒザクラ」といい、漢字で書くと「寒緋桜」(別名「ヒカンサクラ」(緋寒桜))嘉家作にある桜はそのカンヒザクラを片親に持つ雑種と思われます。
この桜は主に沖縄や台湾に分布し、色は普通の桜(ソメイヨシノなど)に比べ濃い赤色であり、小花が下向きに垂れて咲きます。
この「カンヒザクラ」が一足早い春を演出していますので、シーズンになれば一度ご覧下さい!!
『寒緋桜』
『嘉家作の桜並木』
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